40代の女性の葬儀・告別式の当日朝、コザックは式場へ向かう満員電車の中で一通のメールを受け取りました。
メールの主はブライダルの司会者仲間。
彼女は英語とのバイリンガルで、私からは何度かバイリンガル司会の業務を依頼したことがあり、彼女は彼女で司会関連の集まりから単なる飲み会にまで誘ってくれる、まぁ「気の置けない」間柄ってーところです。
こんな内容でした。
「おはようコザック!元気?私の親友から昨晩電話があったの。以前忘年会でご一緒したとき居合わせた美人、覚えてない?」
(あれっ?覚えてない。美人を忘れるなんて…)
「彼女の高校時代からの親友が乳がんで亡くなり、その通夜の席で司会者がコザックそっくりだったしネームプレートにコザックと書いてあったと(まさか!書いてあったのはもちろん本名です)、今日行われる告別式もコザックが司会者ではないのかと興奮しながら電話してきたんだけど、、、心当たりない?もしそうならすごいご縁だなと、、。私とその美人も強い縁で結ばれているんだけど、その彼女と亡くなった○○さんも言葉では表せないくらい深い縁に結ばれていて、、亡くなるその時まで家族同様にずっと寄り添っていたの。壮絶なまた、立派な最期でした。ここまで書いておきながら、もしコザックと違う、そっくりコザックだったら申し訳ない。。。」
残暑厳しい朝のむせ返るような車内で唖然としながら、とりあえず… 取り急ぎ… 返信します。
「それは、私です」
いや~、これ… ホントですか!?
<2017年記事 再録>
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