くだんの同級生… 新郎の上司もコザックも、大学受験ではあえなく浪人の憂き目に遭いました。
そして日々、予備校帰りに街なかの大きな図書館に通っていたんですが、そこでよく顔を合わせていたんです。
あ、因みにコザック、予備校は河合塾。
同姓だから選んだ訳じゃあありませんよ。
河合塾は名古屋が本拠地、現在も三大予備校の一つに数えられる言わずと知れた大手予備校です。

ここでまた少し脱線します。
当時、つまりコザックが予備校生だった時、ちょっと歩道をスクーターで走らせましたところお巡りさんに折り悪く見つかりました。
「歩道バイクで走っていかんがや(これ程の名古屋弁だったか…確かな記憶はございません)!アンタ、今何やっとるの?」
「予備校生です」
「予備校生だったらこんな違反しとっていかんがね。どこの予備校?はい、免許証見せやぁ」
「(免許を差し出し)河合塾です。父が塾長やってます」
もちろん嘘です。
遠い記憶ですが、ここから明らかに空気が変わったんですねー。
「なぁーにィー!お父さん、塾長さんかて?ほんならアンタ、頑張らなかんがね!」
「はい」
「じゃあもうええで。はよ帰って勉強しなかん。切符はええで、お父さんによろしく」
「はい。ありがとうございます。気を付けます」
河合塾にはもちろん何の落ち度もありません。
古~い話です。
そのお巡りさんもコザックも、時効ということで許したってチョ!

<2017年記事 再録>