当ブログ、随分と更新を怠ったものです。
何せ前回の記事のタイトルが「謹賀新年」ですから!
明日から早や11月… いやはや、汗顔の至りです。
とはいえ、昨夏執筆に4週間を要した渾身(!)の記事が、投稿以来1年以上にわたって検索1位を堅持し、それが我がウェブサイトの「ランディングページ」となって多くの方々に閲覧いただけていることは大変ありがたく、当時暑~い部屋の中でグダグダになりながら書いた甲斐があったというものです。
「プロフィール紹介を上質のエンターテインメントに!」。
検索ワード「プロフィール紹介」で、恐らく今もトップに挙がっている筈です。
また、「結婚式の司会者選びの正解は?」。
「結婚式 司会者 選び方」辺りで3番目くらいにはヒットするかと思います。
よろしければ是非ご高覧ください。
さて、閑話休題。
フレンチの超名店「トゥールダルジャン東京」に3年ぶりに行ってまいりました。
ホテルニューオータニ内に独立した形で、“世界唯一の支店”として1984年に開業したトゥールダルジャン東京。
フランス料理店としては当たり前なのかも知れませんが、シェフ、ソムリエ、ギャルソンの全てが男性です(そもそも「ギャルソン」とは男性の給仕係のことですが)。
調度品はご覧の通り、どれもが高級感に溢れ、格式の高さを物語っています。
宴中、レストランの沿革を少しご紹介するのですが、そこにはナント!昭和天皇がお出になられます。
「幼鴨のロースト」がコチラの名物料理なんですが、手掛けた鴨の一羽一羽にナンバリングしてお客様にお伝えする___というユニークなアイディアが、トゥールダルジャンの名を広めるのに一役買ったそうです。
で、ちょうど100年前の1921年6月21日、当時皇太子であらせられた昭和天皇がパリ本店で召し上がられた際の鴨番号が「53211」。
この番号を記念すべき番号と定めて敬意を表し、この次の番号「53212」をトゥールダルジャン東京での最初の番号にしたということです。
そんじょそこらの所謂「セレブ」を引き合いに出すのとは訳が違いますね。
世相に長く沈滞をもたらしたコロナ禍も、ここへ来ていくらか明るい兆しが見えてきましたね。
お世話になった人を招待する、幸せなカップルを嬉々として祝福しに出向く___そんなこれまでの当たり前が、更に本格的に戻ってくる日が待ち望まれますねー。